最近、若者や子供達を中心に、過敏な人が増えています。人間関係、体調、心の感覚、様々な現象に対して、過剰に反応してしまい、消極的、内向的、虚弱などに陥り、社会適応するのが難しくなってしまうのです。これは、水瓶座に溶け込んでいる紫色の「第７光線」と、黄色の「第４光線」の影響です。どちらの光線も、脳を活性化するので、脳が鋭敏になる作用があります。その為、脳がキャッチした情報に対して、敏感に反応してしまい、不快や拒絶が強く感じられるのです。

この作用は何の為なのでしょうか。それは、脳がより高次の次元に反応し、魂意識に応答できるようにする為です。魂意識は、人間の脳にとっては馴染みが薄い精妙なエネルギーです。鈍感な脳では反応できません。ところが、この効果は始まったばかりなので、脳は無作為に反応してしまいます。特に、水瓶座は自意識が強化される為、自分の体調や気持ちに強く反応し、社会活動がしにくくなるのです。

では、この状況をどのように打破すれば良いでしょうか。心理学や薬など、勿論これらは助けになります。しかし、根本的な解決法は、ある目的に集中する事です。これが知的な目的なら尚更良いでしょう。目的を持って活動すると、自動的に反応する脳の部位を取捨選択し、一つの方向に集中させる訓練になります。つまり、目的に集中する生活は、脳をコントロールする訓練となるのです。この力は、自分を支配する意志力に通じますが、知的な意志は、まさしく魂意識の特性です。