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惑星と光線

惑星と光線 | 2021-01-29

天王星 その②「完全なメンタル的惑星」

皆さんは、美術館に行くのが好きですか?絵や彫刻を見ながら、私達は何を楽しんでいるのでしょうか。また、人は何故音楽が好きなのでしょうか。聴きながら、何を感じ、どんな事を考えていますか?作品から刺激を受けて、自分の世界が広がったり、想像力が豊かになったり…。個性的な表現に驚き、作者が何を表現したかったのか、想いを馳せたり…、芸術の楽しみ方は様々だと思います。

芸術と関係が深い惑星と言えば、海王星や水星を思い浮かべる人が多いと思いますが、天王星は、特異な形で芸術に関与しています。それは、人が表現したものから、意識の源を直観的に理解する能力です。芸術は、色々な人が評論し、その解釈の仕方も千差万別ですが、これは表現者の根本的意識を知る力なので、一般的な芸術とは違うかもしれません。元々、神の最高芸術と言われる太陽系の星々は、天王星の力で物質化したと言われ、宇宙をまとう神と称されています。天王星は、魂の思想を具現化する星、だからこそ、その根本のアイディアや直観が理解できるのであり、人の魂であっても、根本の意識が何か、理解する力を与えるのです。

このような能力を持っている人は、そう多くありません。天王星と個人的に接触するのは、第3秘伝以降と言われています。人格を支配し、浄化され、魂意識の愛が最も重要な価値観になっていないと、危険な能力になるからです。芸術作品を見てわかる位ですから、人を見て、観察し、しばらく話をすれば、当然意識を読み取る事はできるでしょう。本人より、重要な情報を掴み、本人よりその人を深く理解する可能性があります。ですから、相手が望むなら、適切なアドバイスを与える事もできるでしょう。しかし、天王星の直観力によるアドバイスを聞きたがる人は、実際そう多くありません。何故でしょうか。

天王星は、完全にメンタル的な惑星です。神の意思を、物質界で直接表現する力があるので、第1光線と第7光線を揮い、破壊と創造を同時に引き起こします。考えた通りの事を具現できるので、別名「すみれ色の魔法の学校」と呼ばれています。その中には、「どう感じる」「どう思う」という心に関する意識が含まれず、直截的、断定的です。

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