地球温暖化に伴って、毎年夏は酷暑です。強い日光は、シミやしわの原因どころか、日射病や皮膚がんを引き起こし、危険であるとわかっています。しかし、適度に浴びないと、栄養や運動が足りていても、健康にはなれません。太陽の光と熱は霊的エネルギーとなって脾臓に蓄積され、全細胞を活性化するからです。その働きは①細胞を活性化する　②細胞の知的な能力を引き出す（役割を果たさせる）③肉体全体を光の方向に向けてまとめ、生命のリズムを与える、です。つまり、太陽の働きを上手に受けると、人は健康になるのです。

ところが、この３つがスムーズに働くには、意識活動が深く関係します。その意識活動とは、１ランク上の次元の魂的太陽の働きです。魂的太陽は、全ての人が魂と繋がっている事や、全存在には神の生命が宿っていると言う愛の意識を伝達します。物質的に光を浴びていても、愛の意識がどこか欠け、人との関係が滞っていると、光は全身を満遍なく活性化できません。細胞同士の繋がりが途切れているからです。つまり、健康を阻害する意識活動とは、「分離」「批判」「憎しみ」です。あらゆる病気の根底には、大抵、分離的な意識が潜んでいます。「でも、私は人を傷つけたり憎んだりしてないけど…」と、多くの人が思うかもしれません。しかし、積極的に人と関わって、違う考えを理解し、良い方向に協力する行動を取らないと、無関心で消極的になり、結果として分離的になってしまうのです。