数字と共に、論理化や図式化する作業も進んでいます。今、多くの人がオンライン授業を受けていますが、授業をする先生方は、パソコンの操作や資料の準備で、通常の授業より3倍労力がかかると言われています。授業の前に、説明する事を、図式化、グラフ化、イラスト化しなければいけません。これは教える人にとって、相当な知的トレーニングになります。しかし、これらの努力で、知的なテレパシー能力の刺激、伝達、発達が早まる事は間違いありません。

人類は、危機を経験すると、科学が10年早く進むと言われています。私達は、与えられた新しい技術に慣れ、数字を理解し、説明の仕方を工夫し、お金の計算もしないといけません。わからない未来の予測を立て、見切りをつけるものを含めて、生活を再建している最中です。現象は危機的ですが、もしこの事態に適応できれば、私達の知性は、新しい波に乗って、かなりレベルアップするでしょう。

それでは、私達の日常生活で、どんな訓練ができるでしょうか。何事も曖昧にせず、明確なイメージを持ち、表現する訓練が必要です。何かを考える時、伝える時、頭の中で、数字や図式、イラストで表したら、どうなるか？利用できる公式や法則、論理は無いか？と、考え方を論理的に変えていく必要があるでしょう。数字や筋道がはっきりしていれば、間違えた時、原因を特定し、訂正する事が可能になります。毎日の会話、理解の仕方、表現の中に、このような努力に集中すると、感情が鎮まり易くなり、第５光線、水瓶座的な頭脳と同調し易くなります。新型コロナウィルスによる強制的な変化に適応した人類は、必ず新しい文化と新しい頭脳を手に入れるでしょう。