Planet and Ray
惑星と光線
惑星と光線 | 2024-03-01
第1チャクラと冥王星
今回から、チャクラと惑星、光線の関係を考えるシリーズを始めます。全てのチャクラは、ホルモン系と対応していて、意識活動が関係し、健康に直結しています。チャクラの勉強は未来の必須科目、今回は第1チャクラです。
チャクラ | 内分泌系 | 惑星 | 光線 | 意識 |
1 | 生殖器全般 | 冥王星 | 1 | 生殖本能 |
第1チャクラは、動物界から受け継いだもので、働きは一般的に完成しています。周期に従って肉体的に起こる本能の一つなので、自動的です。生来の性別、思春期からの生殖機能の発動、老化に伴う機能の衰退、10ヶ月での子供の誕生など、これらの働きは、自動的な周期、冥王星に支配されています。
このチャクラの問題は、発達ではなく、性に関する理性的な理解と支配が鍵となっています。本来自動的で、単なる肉体の違いに留まるべきものが、人間特有の感情、欲望、考え方が複雑な問題を引き起こし、多くの人を悩ませています。
その元になるのは、動物界の生存競争と弱肉強食の闘いです。人間界では、更に欲望とプライドが結びつき、人類全体の悲惨な事件に発展しています。冥王星は、生死を支配する第1光線が関係していています。肉体の死を恐怖に感じる私達にとっては、生き延びたい本能や欲望が、コントロールの難しい性欲や心理的な問題、様々な病を引き起こしてきたのです。また、性は肉体と家族問題と関係している為、月の支配も受けています。
性の問題を越える事は、人類の重要課題です。全ての人が越えられる訳ではありませんが、未来には、多くの人が性を理性的に考えられるようになると言われています。解決の鍵は、①性別の無い魂意識の助けが必要で、②性欲を人間的な創造活動に昇華させる事です。性別とは、肉体的機能の違いで、ホルモンに左右される気分の違いはあるものの、人間の本質的な精神には男女の違いは無い事を理解しましょう。肉体の性別や生殖本能に意識を置き過ぎると、古代から存在する様々な問題が掘り起こされ、精神が支配されてしまうでしょう。
性別は、本質的には魂と人格の結婚が、肉体の男女の結婚に投影している現象です。人の理性が発達し、創造的な活動が活発になれば、性衝動は理性の支配下に入ります。結婚とは、自分の中の魂との融合が本質だと理解すれば、性の問題はもっと単純で楽なものになるでしょう。未来には、正しい教育が、性を正しく理解させ、多くの人が問題から解放されていくでしょう。