Time and Astro
時代と星座
時代と星座 | 2017-04-07
水瓶座と第5光線
今回は水瓶座に働いているオレンジの光線=第5光線をご紹介しましょう。
現代の情報化社会、科学技術の発達は、水瓶座の主要光線、第5光線が働いた結果です。オレンジ色のこの光線は「科学と知識の光線」と言われ、全てのものを炎によって活性化します。では「活性化する」とはどう言う事でしょうか。それは自然界のあらゆる存在、そして人間に潜んでいる神の力を発見し、活用し、目に見える形にする事です。
活性化するとは、心理的に勇気付けるとか、鼓舞するのではなく、科学的、論理的に行い、振動率を上げるとか、能力を引き出す事です。その為には、科学的な考え方を理解する「知性」を強化しなければなりません。人間の知性が発達すれば、あらゆる物、人、現象を、観察、分析、研究する事で、物事の性質を正しく理解し、情報を集め、潜在している可能性を最大限引き出す事ができます。
この光線は、水瓶座を通じて既に多くの成果を出しています。人類の知性に働きかけた結果、あらゆるものの情報が集められ、私達は日々活用しています。世の中は知っての通り、情報化社会になっています。
さて、今度は第5光線が働いている人の、性質を考えてみましょう。自分に働いているか、あるいは周囲の人を思い浮かべて考えてみて下さい。
第5光線を持っている人は、少なからず科学者的な性質を持っています。目的意識が決まっていて、自分の考えや論理が明確です。知識や技術を扱う能力が高く、分析や事実に基づいた正確さを好み、忍耐強く長い集中力で目的に取り組みます。独立独歩の精神を持ち、集団より単独を好んで行動するでしょう。これだけの能力があれば、当然何かの分野で知力を発揮するので、プライドも高く、自分の能力を誇る人になります。
第5光線は、全てを活性化するので、痩せていてもスタミナが続き、研究や作業に長時間集中できます。最近の若い人達が、小さい頃からパソコンや家電、ゲーム機器などを簡単に扱い、大人顔負けの論理や観察力と高いプライド、個性を持ち、一方で自分探しをする傾向は、水瓶座に第5光線が働いているからです。
しかし、欠点も明確です。プライドを傷つけられると怒り、痛烈な批判で攻撃して、命令や意見される事を嫌います。相手が年上でも実力を認めなければ尊敬しません。自分の意見に固執し、違うものには否定的で、頑固に抵抗するので偏狭になります。また、知性が低いと思った者を馬鹿にしたり、支配的で思いやりがなく、冷酷になる場合があります。独立心旺盛ですが、分離的で共感や一体性に対する感性を欠く傾向となるでしょう。
第5光線には、命に対する愛と信仰心が絶対に必要です。人類は一つの生命を分かち合っている同胞であり、互いに助け合う事、能力のある者は、周囲により多く奉仕すべきだと理解しなければなりません。地球生命に対する尊敬や謙虚さ、魂的な信仰心が無ければ、知性は冷たいものになり、誰とも繋がらない孤独に陥るでしょう。その為、水瓶座は知性の発達と共に、博愛と奉仕を人々に教えているのです。
第5光線の人は、このような信仰や謙虚さ、愛に欠けると、頭痛や耳鳴り、目の病気、脳の異常など、深刻な病になる恐れがあります。私達はこの時代、全ての人が個性を燃え立たせ、才能を発揮し、立派な人になる必要があります。しかし、それは周囲を助け、人類と地球生命に貢献する為です。本当の科学者は、証明できないからと言って、全てを否定したり、意見が違う者を攻撃しません。そして見えない次元には、未知の世界が無限に広がり、地球には進化を導く偉大な存在がいる事を知る直観が必要です。第5光線の働きによって、知性の炎を愛で燃やす人、優れた理性で地球に貢献する人になりたいものですね。