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時代と星座
時代と星座 | 2020-01-04
水瓶座を生きる私達へ ⑤「グループ化と愛」
日本人の就労者人口の80%以上がサラリーマンの時代。つまり、殆どの人が何らかのグループに所属して働いている事になります。この現象の背後には、水瓶座の「グループ化」と言う特徴があります。
グループとは、孤独で命の危機を感じる本能的な群集とは違います。グループには、目的があって、秩序だった活動があり、成り立ちは人工的なものです。入るほうも選ぶ事ができ、入ったら目的と役割を認識し、果たすべき義務があります。私達の知性が発達したからこそ、グループ活動が可能になったのです。
しかし、グループ社会になって組織の中で一日8時間以上働く事は、大変なストレスになります。一体何故このような社会になったのでしょうか。
水瓶座の特徴は、「外交的な愛」です。これは人間関係をはじめ、あらゆるものとの関係性を理解する事が土台となっています。更に、その理解に基づいて、全ての存在をあるべき場所に秩序立て、活用する事を目指します。つまり水瓶座の愛は、知的に理解したら、考えているだけでなく、その理解を実際に生かす行動まで求めているのです。この「外交的な愛」を訓練するのに、最も適したシステムが、グループ化、組織活動なのです。
現在のグループ活動は複雑化しているので、色々な立場と役割があり、一つの事だけすれば良い訳ではありません。また、関係性が増えるほど、次々と問題が起こってくるので、連続して新しい事態に対処していかなければなりません。このように、一人でいたら到底経験できない事を通じて、対処を重ねているうちに、優れた適応力を養う事ができます。結局グループ活動で鍛えられる事は、様々な関係性に適応して、自由に自分を変え対処できる適応力を学んでいると言えます。実は、これが外交的愛の表現なのです。
共働きが増え、定年制も廃止されつつあり、働く期間は益々長くなってきました。引退した後でも趣味やデイケアなどで、人は生涯関係性の中で過ごすようライフスタイルが変わってきました。国同士も、以前より遥かに交流するようになり、人が自由に往来しています。関係性は、地球規模で広がっています。このような社会の変化の背後には、愛の発達と言う地球の目的があり、私達は霊的に猛特訓を受けているのです。
仕事や関係性の中で、ストレスを受けた時、このような大きな観点から考えてみると、取り組み方が違ってきます。物事の背後にある意味を考えると、自分の貢献している重要な意義がわかります。新たな喜びを発見して、今年一年前進しましょう。