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時代と星座
時代と星座 | 2020-02-08
水瓶座を生きる私達へ ⑥「自由と頑固さ」
水瓶座は、自由を重んじる星座です。その影響から、常識に囚われず、自由に考え、自由に振舞う個性的な人が増えています。ところが水瓶座は、この自由な印象に反して、同時にとても頑固な人も生み出しています。人が何を言っても聞き入れない、反発はせず、明るく振舞うけれども、我流な考え方や生き方を変えない、社会にも適応しないと言うスタイルです。これはある種の頑固さですが、背後には、水瓶座の星座の特徴、生命力と紫色の第7光線の働きがあります。そのメカニズムを学んでみましょう。
水瓶座の象徴、水瓶の中には、神の豊かな生命を含んだ水が入っていると言われています。この水は、魂の法則に従った生命力です。実は、とても強いエネルギーで、未熟な私達が直接受けると、感電状態となるので、破壊的な働きになります。その為、水瓶座の生命は、グループ意識を持つ人が、多くの人の為に受け取り、分配するシステムになっています。つまり、この豊かな生命を受け取る為には、人々への愛が重要なのです。
では、愛が無い状態で水瓶座の影響を受けるとどうなるでしょうか。その人の意識は、個人的な価値観が主体で、悪気はなくても自分本位ですから、うまく分配する先がありません。そうなると、豊かな生命力に触れる事ができないので、年相応に老化していきます。ここで、老化は体より先に精神に現れます。新しい事に適応するのが面倒になり、自分が考えていた道筋以外のものに対して、イライラあるいは頑なになるでしょう。
加えて紫の第7光線は、固める働きを促進します。感情、感性、知性を固定するので、自分の興味や受け入れられる範囲が決まってしまい、年月と共に、恐ろしく頑固になっていくのです。元々流動的で様々なものに接する手段である心さえ、水分が無くなって、硬くて小さな心に縮小していきます。心が小さくなると、自分が老化している事にも気づかずに、意識が硬化していくでしょう。精神の老化を自覚できない事は、恐ろしい事です。
より豊かな生命を受け取る為には、人と共に生きる事が土台になります。それには、多種多様な生命を共存せしめ、進化させている大きな愛の法則を受け入れなければなりません。水瓶座の求める自由さとは、魂の法則を受け入れ生きる事で、実現できる事です。もし、我流で個人的な価値観のまま生きていると、精神も体も硬くなり、老化が思いのほか早く始まるでしょう。豊かな生命と共に自由に生きるか?自分勝手に生き早く老化するか?私達は、生き方の選択を迫られているように思います。精神の老化を食い止める特効薬は、水瓶座の豊かな生命を受け取る事です。その鍵は、自らが、周囲に愛を分配する人となる事です。