Planet and Ray
惑星と光線
惑星と光線 | 2019-05-25
太陽 その① 「物質的太陽」
冬は風邪やインフルエンザが流行るだけでなく、認知症の症状も進みます。医者によると、寒くて血流が悪くなるだけでなく、日照時間の減少が、体調や精神に影響するそうです。医学でも、太陽の影響が様々な面で認められるようになりました。私達は太陽が無ければ、生きる事はできません。太陽系自身も、太陽が無ければ存在しません。太陽は全生命の維持者で、その中で生きている私達には、毎日見ているにもかかわらず、余りにも偉大で、太陽と言う学校について、理解できる事はほんの少しです。それでも、太陽系の偉大な支配者=太陽について考えてみましょう。
太陽を理解する時、その影響は、①物質的(肉体) ②魂的(精神、意識) ③霊的(存在せしめる力)の三つの側面があり、その根本性質は、「偉大な愛の媒体」と呼ばれています。何故「媒体」なのでしょうか。太陽は、太陽系の全惑星を巨大な引力で統治しているだけでなく、太陽の背後にある別の星座のエネルギーを、太陽系に伝達しているからなのです。それは、シリウス、プレアデス、大熊座です。これらの偉大な星座と太陽系の間に立ち、両方を繋いでいる力を想像してみて下さい。その引力の強さは測り知れません。その為、「愛(引力)の媒体」と呼ばれるのです。
規模は全く違いますが、異なる次元を繋ぐ位置としては、まさしく人間の魂も同じ役目を果たしています。人間の魂は、霊と物質の間を繋ぐ仲介役です。人は魂の命令を受けて、この世に生まれます。その度に肉体を引き付けて、必要な経験を得る間、肉体を維持します。太陽も、存在している間、惑星を引き付けて、物質的に存在しているので、人間と同じように、転生していると言えます。つまり、天に輝くあの物質太陽は、太陽魂の肉体と言えるのです。
それではまず、太陽の物質的影響から考えてみましょう。
太陽は、黄金の天使群を使って、太陽系全体を活性化します。昼間、最も太陽光線が強い間は、空間に黄金のデーバー(天使)が満ち、太陽の熱と活力を伝達します。そのエネルギーは、人間の頭部、肩、胸から吸収されて、腰の第2チャクラに蓄積され、健康を維持する為に役立てられます。密教的には、これをプラナーエネルギー(活性化する力)と呼びます。
古代エジプトの女王が、黄金の飾り物を肩から胸にかけて当てていた事や、王子が黄金の仮面を被っていたのは、黄金のデーバーを吸収できる進化した人物像を表しています。しかし、黄金のデーバーは、とても高い段階まで進化しているので、今の私達はそのエネルギーを充分吸収する事ができません。少しでも多く吸収すると、途端に気の流れが詰まってしまい、熱射病で死んでしまいます。科学の分野でも、太陽光発電のパネルは、僅か20%しか電力に変換できません。その割合は、まるで人体の吸収率を反映しているような数字です。
黄金のデーバーの吸収率は、健康の鍵を握っています。では、どうしたらもっと効率良く、安全にプラナーエネルギーを吸収できるでしょうか。その鍵は、意識の方向と浄化です。人間の意識が、もっと魂を求めて交流すると、肉体が正しく浄化され、心も安定し、知性が発達します。そうすると、人格の霊的構造が変化し、驚く程吸収率が上昇するのです。黄金のデーバーは魂に従うものです。未来、人類が進化すると、病気になる時は死期のサインだと言う程、人は病気にならなくなり、完全な健康を得るようになります。健康の鍵は、太陽と黄金のデーバーが握っているのです。