Planet and Ray
惑星と光線
惑星と光線 | 2023-09-22
金星と脳
死ぬまで頭がしっかりしていて、健康で生きたい。認知症が増加する今、これは多くの人の願いです。その願いの鍵を握るのは、金星です。何故なら金星は、知性を発達させる額の第6チャクラと関係し、脳全体と自律神経の司令塔である脳下垂体を支配するからです。
死ぬまで意識がしっかりしていると言うのは、その人が僅かであっても、①自意識が明確で、知的進化の努力をしている、②周囲への奉仕が続いている、これら2点のいずれか、あるいは両方が続いている事を表しています。もし正しく金星の刺激が受けられたら、知性も進化する上に、健康面では自律神経を調整する脳下垂体の働きが良くなります。全ての病気は、交感神経と副交感神経の乱れから始まるので、脳下垂体は健康の鍵を握っています。
ところが今の私達は、第6チャクラが未発達なので、バランスが上手に取れません。リラックスするのに、アロマやお風呂、薬など、外的な方法で調整している状態です。金星の刺激を効率良く受けるには、どうしたらいいでしょうか。
その鍵は「人々に愛を具体的に表現する事」です。金星は知的な愛を表現する惑星です。金星の英語名はビーナス、ギリシャ神話の愛多き女神です。ですから、愛の第4チャクラ=アナハタを発達させると、安全で自動的に金星が働き、知性がアップすると言う法則があります。しかも、アナハタは、免疫力や血流と関係する心臓を支配しています。健康の要と言えるでしょう。
アナハタは、積極的に社会と関わり、関係を理解し、命の一体性や相互作用を実感するチャクラです。関係を通じて、良きものを分配する事で発達していきます。限られた狭い範囲で、自分や家族の事だけを考えていたり、自分の損得や安楽に心を奪われていては、愛は広がらず、エネルギーは枯渇していきます。全人類で命を分かち合っている事や、互いに補い合っている事を、論理ではなく事実として感じられれば、考え方や行動は自然と変わってくるでしょう。魂は愛を実践する為に、私達に知性を与えました。ビーナス=金星の愛は、知性と健康を保証する惑星なのです。