Planet and Ray
惑星と光線
惑星と光線 | 2024-01-12
木星と完全な健康
木星は、愛の星、第2光線の伝達者です。ギリシャ神話では大神ゼウスに象徴されていますが、ゼウスは数多くの人間、女神、ニンフと交わる恋多き神として描かれています。それが木星の特性とどう関係があるのでしょうか。
木星は富裕の宮殿と言われます。それは、何でも手に入る、どんなものとでも融合できる、扱えるという意味があります。ゼウスが望んだ相手を必ず手に入れて結婚する力と同じです。しかしゼウスは、無理やり交際する訳ではなく、相手が進化する方向や霊的な性質を知っているからこそ、上手に接触し、交わる事ができました。
「まぁ、相手の事がわかれば、誰でもできるでしょう」と思いきや、案外そうはいきません。人は相手の事を知っていても、自分の要望や欲望があり、感情や欲求を犠牲にして、完全に相手に合わせる事ができないからです。これが「欲望と愛は同居できない」と言われる木星の難関です。ゼウスは何にでも姿を変えて、相手を魅了する事ができます。しかし、私達は自分が強すぎて、ゼウスのように自由自在に変身する事ができません。個人的な欲望を犠牲にして、木星は、どんな物、人間、天使とも、完璧に合わせて踊る事ができるダンスの達人なのです。ここに、純粋な愛のヒントがあります。
私達が、木星とコンタクトできるようになると、素晴らしい健康が与えられます。木星と共にあると言う事は、自分の欲望や感情を超えているからです。そうなると、愛が法則通りに働き、胸のアナハタチャクラが完全に開花します。免疫を支配する胸腺ホルモンや、血流を支配する心臓が、正しく働けば、人は健康になる事は間違いありません。
反対を言えば、私達は自分の欲望が支配できない為に、様々な健康障害が起きると言えます。人間はゼウスと同じように、自由に使える愛を持っています。しかし、法則違反に使う為、そこに誤った結果が起こってくるのです。地球では、全ての人が間違いを犯します。そこから学ぶ事さえできれば、私達はいつか法則を正しく理解し、木星の愛から完全な健康を与えられるようになるでしょう。