自己確立する為に、まずは自分の考えている事を発言し、行動できる人になるべきですが、もし個人の欲望が尽きる事なく、強大な場合はどうでしょうか。第５チャクラは下から突き上げてくる欲望と、次々と浮かぶ計画と考えで活動を強いられ、四六時中、長期に渡って休みなく働き続ける事になるでしょう。甲状腺は刺激を受けすぎて、いつかオーバーワークとなり、悲鳴を上げ病気になります。反対に、自己表現を抑圧したり、自己主張しなさすぎると、代謝が不活発になり、活力不足で動けなくなります。

さて、第５チャクラは、声によって四大力を動かすので、考えた通りの結果を出す器官です。それはつまり、カルマ（因果律）を表現するチャクラです。当然、カルマの主＝土星が支配権を握り、人の運命を決定します。肉体と環境は、第5チャクラが過去の結果を表現したものです。もし、今の健康状態が望んだ結果でなければ、意識の中に何が隠れていたのか、動機は何だったのか、自分を振り返って精査してみる必要があるでしょう。

尚、現代人は多忙です。動機が何であれ、活動を一旦止め、リセットする為、適切に休む事は大変重要です。また、動機を愛他的なものに変え、意識を浄化していく事は、未来の健康に役立つでしょう。