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惑星と光線
惑星と光線 | 2024-10-04
第4チャクラと愛
第4チャクラは、免疫力の胸腺と、血流を支配する心臓と直結しているので、生命力と健康維持に関係がある重要なセンターです。「愛の座」と呼ばれるチャクラですが、具体的にどのような意識活動で、働きが高まるのでしょうか。心臓と血流の働きから考えてみると、わかり易いかもしれません。
愛は関係性を理解し、繋ぐチャクラですが、血流も全身の細胞を繋ぎ、巡るものです。勿論、一人の体と言う範囲はあるものの、全体を網羅しています。もし、血流に好き嫌いや、限定された範囲があったら、嫌いな臓器や都合の悪い場所には血液が運ばれない事になります。途端に壊死が起こり、そこから体に死が広がっていくでしょう。愛は循環であり、全てを繋いで生命を分配し、維持する働きです。
愛に基づいた関係性とは、全身を巡る血流のように、個人の事情や好嫌とは関係なく、全体を網羅するものです。人間には、個人、家族、団体、国、民族など、様々な事情で関係を結ぶ範囲が決まっていますが、神の愛は存在している全てのものに、繋がっています。そして、地球のみならず、宇宙は無限に繋がり広がっているように、関係には限定範囲はなく、広く高く低く、あらゆる次元に広がっていくものです。
さて、個人の感覚に基づいた第3チャクラは、胃腸に直結しています。胃は好きな食べ物を好きな時に入れる場所で、嫌いな物は食べない選択ができます。それに対して、心臓と血流は、休む事なく全ての組織を網羅する働きですから、好みや個人の事情に限定を受けるものではなく、勝手に範囲も決めません。血管のどこが詰まっても、全体の流れに影響が起こり、大きな病気の原因になります。
会社や組織、公的な立場とは、限定的ではあるものの、個人的な感情から脱却する訓練場です。その応用で考えると、自分あるいは特定のグループだけに範囲を決めた途端、それは愛ではなくなってしまうでしょう。愛とは、常に動き、活動し、生命の為に貢献し、広がる関係性だからです。私達の考え方は、血流のようでしょうか。多くの人の為に生き、活動する事を心掛けましょう。その意識と活動が、人に真の健康を与えてくれるのです。