Planet and Ray
惑星と光線
惑星と光線 | 2025-11-07
第5チャクラとカルマ
もう過去の話になりましたが、人類は新型コロナウィルスのパンデミックを経験しました。あの酷い経験は、既に忘れ去られようとしていますが、世界的な恐ろしい出来事は、「カルマの主」=土星が人類の100年の結果として出したものです。土星は、二つの方法で、精神と行動を改めさせます。一つは、結果を出して理解させる事、二つ目は欲望を持つ事に疲れさせ、諦めさせる事です。理解はできないけれども、酷い目に遭い、体力気力が無くなって、欲望を諦めた事、誰でも経験があるのではないでしょうか。
人類は、霊界から見ると、集合体で成り立つ一人の人格です。人間一人一人は、人格の細胞の一つ一つで、私達は全体で「人類」と言う生命体を作っています。人類は地球において、活動知性を表す「第5チャクラ」の位置にいます。第5チャクラと言えば、考える頭と活動する胴体を結ぶ位置です。しかも、緑の第3光線を表すチャクラですから、カルマの主=土星が働く場所です。パンデミックは、人類と言う一人の人の考え方を調べ、進化に沿うものは善、沿わないものを悪として、土星が結果を示したものです。

今年からの100年は、「人類愛」が土台となるので、人類の一員としての責任や、科学的な論理を理解する能力が求められます。しかし、全ての人が同じように理解する訳ではありません。そうなると、土星は欲望中心で行動する人類にどう対処するのでしょうか。それが疲弊と言う経験です。理解しないなら、欲望が疲れて静かになるまで問題の結果を経験させるでしょう。その間に、理解する人を増やし、全体として第5チャクラの表現が変容するのを待つのです。そうすれば、人類を次の進化に進ませる事ができます。
私達は、あの経験でどのくらい理解を深めたでしょうか。理解が不十分で、経験も忘れ去られ、また同じような生き方をすれば、次の100年の間に、もっと酷い感染症や戦争を経験する事になりかねません。私達は、生命の表現を、学んだ分だけ愛ある表現に変えていく責任がある事を、もう一度思い出しましょう。
