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惑星と光線

惑星と光線 | 2019-06-07

光線シリーズ6、「第3光線(緑色)」

「活動知性」=緑の第3光線は、「物質界」で最も重要な鍵を握っています。何故なら、私達の健康、経済、教育、そして自然界は、この光線から生まれたものだからです。第3光線は、物質自身に生来の知性を与えるので、この光線を活用すると、人格から自然界、原子に至るまで、優れた適応力と知性に恵まれます。その鍵を握るのは「循環と分配」です。

例えば健康とは、生命エネルギーがスムーズに循環し、満遍なく分配されていれば、自然に与えられものです。どこかに溜まって過剰になったり、反対に足りなかったり、詰まって滞ったら、そこから不健康が生まれ、やがて病気になります。また、経済の循環と分配は、現在上手く回っていません。教育も、全人類には行き届いていません。自然界は、落葉帰根で自動的に神の美を表現していますが、人間の強欲の影響で汚染を受けたり、貪られています。これらは、第3光線の循環が、不完全な事を表しています。

緑の第3光線は、元々神のアイディアを物質界に具現化する役割があります。それは人間の場合、「人は、考えた通りのものになる」と言う法則で表れています。私達は無意識であっても、自分の意識=考える知性を、第3光線で具現化しているのです。私達の人格が不完全で病気に負けてしまう理由は、私達の知性が未発達な為なのです。人類の知性が、魂意識をより良く理解するようになると、人間の健康も、経済状態も、教育も、遥かに改善されます。自然界もその影響を受け、動植物はより美しく、賢くなると言われています。

さて、現在転生している魂で一番多いのは、何光線でしょうか。それは緑の第3光線です。その為、多くの人が、経済とお金に興味を持って重要視するのです。国同士の関係も、経済的な力がものを言います。多くの人が、お金が自分を守り、幸せを運ぶと信じています。お金は第3光線の産物なので、第3光線を個性や魂に持つ人は、良くも悪くも、お金や経済を基盤として、世界を見て、考える傾向があるのです。

その影響で、第3光線を持っている人は、効率と損得の計算能力が長けています。個人の欲望を中心にする利己的な人は、無意識に自分の欲得を考えるので、目的に沿って自動的に自分のメリットを考えます。裏で策略を考えながら、上手に人を誘導し、利益を出すので、動機が不純になる傾向があります。それが人々の為なら、理路整然とした数学的な論理で、人類の利益を考える様々なシステムを発案・創造する人になるでしょう。また、自然界が驚異的な適応力を持つように、この光線を持つ人は、状況や人に対して高い適応力があります。自然と環境に溶け込み、人に馴染む力で、様々な分野の能力が発揮できます。

この光線を持つ人が気をつけるべき点は、目的や行動の動機を清廉潔白、公明正大なものにする事です。自分が利益を出し、得る事は当然だと考えるので、強欲であっても自分では気付かず、土星のカルマに触れてしまうからです。本来、人類愛の為に、限界まで分配すべき金や利益、メリットを、自分が取りすぎていると、何らかの形で支払いをするはめになるでしょう。それが今生でなくても、必ずそのつけは平等に回ってきます。それによって、私達は考え方の間違いに気付かされる訓練を受けるのです。これこそ、魂の究極の教育と言えるでしょう。第3光線を持っている人は、自分ができると思うよりも更に、分配、循環を実践し、効率よく物事を処理して、人を助ける事を心がけましょう。人類は、全て第3光線を持っているので、これは、私達全体の傾向であり、負うべき責任です。

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