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惑星と光線

惑星と光線 | 2019-07-05

光線シリーズ7、「第2光線(藍色)」

夜空を眺めると、皆さんはどんな事を感じますか?壮大な神秘、静けさ、完璧な美しさ、神の存在…など、無限の想像力をかき立ててくれるのが宇宙空間です。何故でしょうか?宇宙には、私達の心を鎮め、命の起源を感じさせる藍色の第2光線が働いているからです。それは、神の命を育み、全ての生命を維持している愛の世界です。

藍色の第2光線は「愛と知恵の光線」と呼ばれ、現在の太陽系で最も重要な光線です。だからこそ、愛とは何か?が、永遠のテーマとなっているのです。愛とは引力であり、意識です。私達は、自分の意識を向けた対象に興味を抱き、知りたい、理解したいと感じます。人は愛するものに、最初愛着を覚えますが、本当に愛するなら、正しく知り、正しく扱い、より良くなるように援助しようとするでしょう。つまり、その命が進化しようとする方向に協力する事が愛であり、その為には愛情だけでなく、高い理解力を伴う理性が必要なのです。愛は、進化を考える力です。そして人類は、この力を使って、あらゆる存在を理解し、やがては人が生まれた起源=魂意識を理解するようになるのです。

愛の第2光線を持つ人は、その色から想像できるように、静かな思考力、考える事や知る事を好みます。何事においても、対立や破壊より、平和的な解決や理解を優先し、友好的で優しい雰囲気をかもし出します。問題があると、何故そうなったか?と言う原因を探り、情報を集め、調べ、研究します。本を読んだり、文章を書いたり、芸術や物事を鑑賞する学術的な行為を好み、人間関係は平和的に外交を広げます。

ここまで説明すると、良い事ばかりのようですが、欠点は、考えてばかりいて、実際行動が乏しくなったり、机上の空論で役に立たない理想に耽ったり、決断する勢いやパワーに欠ける傾向となります。解説や理屈は言うけれど、実際には行動しないと言った具合です。また相手や対象を理解する事を優先するので、自分の思いや考えを明確に主張しにくく、抑圧から自己憐憫に陥ったり、くよくよ悩む傾向もあります。自分の私生活や実際行動では、消極的になりがちですが、知力が高い為、知性や知識を強調し過ぎたり、人の知性を軽んじたり、侮辱する事も少なくありません。

現在、主要な光線でもある為、第2光線の魂は徐々に増え転生してきています。それに従って、排除や敵対より、互いに違いを認め合い、理解して、良い関係を築こうと言う風潮が強まり、国、民族、男女、自然界など、世界はあらゆる関係を改善する方向に進んでいます。また、病気とは、魂と人格の意識の関係が上手くいっていない、あるいは何かの法則に違反している事を示しています。愛は原因を追究する知性です。病気の原因には、必ず意識が関係しています。原因を正しく理解すると、正しい治療ができる為、第2光線は別名「治療の光線」とも呼ばれています。世界の関係を改善する事で、世界も人も自然界も、愛の力で癒されていくでしょう。全ての人は、学び、知り、考える力を高めていく必要があるのです。遠い未来ですが、人類の知性が高まると、人は宗教や考え方の違いを越えて、地球の命を基盤とする真の宗教心を持つようになるでしょう。

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