Planet and Ray
惑星と光線
惑星と光線 | 2021-04-15
地球 その②「磁性反応の学校」
地球は宇宙の中で、「磁性反応の学校」と呼ばれています。「磁性反応」とはどういう事で、具体的にどうなったら「反応した」と言えるのでしょうか。鍵は「熱による放射」と、「光を放つ」事です。少し難しい論理ですが、一つずつ検討してみましょう。
「熱による放射」。物質は振動が速くなると、熱を発します。私達の人格を「物質」とすると、物質は回転が速くなった時、熱を帯びます。どんな時、回転が速くなるでしょうか。わかり易い例では、運動したり、ご飯を食べたりすると、体は活動し熱くなります。また、切磋琢磨と言うように、ライバルがいたり、目的に向かって頑張ったりすると、情熱が湧いて熱くなります。運動は止めたら体は元に戻りますが、感情的な熱は、体に比べると、比較的長く熱を発します。
しかし、最も持続的に熱を放射するのは、目的がメンタル的な時です。ライバルや家族など、特定の人が関係する目的は、相手がいなくなると、熱が冷めてしまいます。それに比べて、純粋にメンタル的な目的は、人生をかけて自分の意志で取り組む事が多いものです。またメンタル的な振動は一番高い為、感情より振動が速く長く持続します。そして、魂的な目的に向かうと、もっと振動は早くなります。
熱を発すると、その存在の周囲には、磁場ができ放射が表れます。死体には、自発的な熱が無いので、放射がありません。肉体的に死ななくても、目的を失い、何も楽しい事が無い時は、放射は小さくなるので、私達は例えで「死んでいる」と言います。これは、意識が低下し、向かうものが無くなると、熱量が低く放射が小さくなる事を表しているのです。
次に「光を放つ」。光とは光線であり、落差のあるもの同士(+と-)の間に生まれるものです。つまり、人が光を放つ為には、意識を物質界より高い次元に向ける必要があります。ここに宗教で言う「魂」や「信仰」の必要性が出てきます。魂とは、「高い意識の源」で、宇宙や地球の法則を教え、進化の方向を指し示す存在です。実際にあるものですが、意識が物質界にだけ向いていると、魂の存在は感じる事ができません。
光を放つ為には、実験的に、魂と言う高い次元の存在があると仮定して、意識を向けてみる必要があります。継続していると、引力が繋がり、やがて接触する事ができるでしょう。その接触の瞬間、魂と人格の落差から光が放たれ、私達は内的に、光を感じたり見たりするでしょう。また、光は物質に強い刺激を与えるので、光を浴び続ける事で、物質の振動は速くなり、熱も生まれ、光の放射は強くなるでしょう。
地球人類は、動いて活動する事で熱を生みます。高い次元に意識を向ける事で、太陽のような霊的光を感じ、自らが光を放つ人になります。これを長く続ける事で、最初は磁力を持たなかった人格が、熱と光を放つようになり、磁力を帯びるのです。一言で言えば、魂の次元と応答し、持続的に活動する人格(物質)となる事が、「磁性反応」となり、その証が、熱と光と言う現象を生むのです。
私達は、明らかに月や太陽と応答していますが、磁性が増すと、水星、金星、火星、冥王星などの惑星とも、応答している事がわかるようになります。宇宙的な応答は、地球人類に、更なる磁力を与えてくれるでしょう。