Planet and Ray
惑星と光線
惑星と光線 | 2022-02-25
光線シリーズ11「オレンジ色の第5光線(具体的知識と科学)と健康」
第5光線=オレンジ色は、「科学と知識の光線」です。知性を高める働きがあり、額の第6チャクラに対応する脳下垂体、前頭葉を刺激します。現在の水瓶座では、時代をリードするコンピュータ技術や原子力などのエネルギー分野、AIなどの膨大な情報、医学など、人類の論理的、科学的思考を促進しています。この光線は、人の知性を高めますが、同時に分離感を強め、思想の対立や倫理を無視した科学の発展を起こしかねません。今、世界で問題になっている分断や衝突は、第5光線の影響が大いにあると言えるでしょう。
この光線は主に脳と眼の病気と関係します。脳と眼は、同じ種類の細胞でできていて、眼は脳の働きを表す魂(知的意識)の窓と言われている為、二つの器官は密接に結びついています。第5光線の影響が強い人は、独立独歩の精神で、プライドが高く、知的分野の探究に向いています。ですから、自分の理論や考え方が絶対に正しいと主張する傾向があります。自分の論理に合わないものは、無価値で馬鹿らしいと考えるので、意見が合わない人には攻撃的になり、頑固で独自の思想に固執する恐れがあります。自分で考え、考えた通りに行動する意志が強いので、愛が欠けると、周囲の人との調和や包括性を重んじなくなります。自ずと孤独になりがちですが、自意識が高く独立しているので、余り寂しさも感じないでしょう。ですから、心して周囲から謙虚に学ぼうとしないと、考え方が結晶化して固まり、凝集点が病気の源となります。
考え方の結晶化は、頭部と目、神経に異常を引き起こします。統合失調症や発狂などの精神的アンバランス、脳血管の異常、脳腫瘍など、脳の深刻な病気、神経の異常、そして眼の様々な異常を引き起こします。深刻な病気が多いので、外科的あるいは医学的な処置が大切ですが、原因を正しく理解しないと直りにくいのも事実です。
第5光線的な病気を予防しようとするなら、最も重要な事は、「謙虚さ」と人に対する「慈悲や愛」の精神を持つ事です。自分を誇る分離的な考え方が、周囲の人との交流、分配、そして魂との接触を遮る壁を作り、障害となっている事を認識しましょう。真に知性が高ければ、視野が広がり、自分にはわからない事が無限にあると理解するはずです。多くの人と交流すれば、個人の考えは部分でしかなく、また常に進化したアイディアがあり、全ての人で全体が成り立っている事もわかってきます。
どんなに頭が良くても、プライドが高く頑固な持論で固まっている人は、より高いものを受け入れる必要を感じないので、エネルギーの交流や分配がありません。魂も地球も刻々と進化している愛の壮大さを知れば、意識の結晶は溶けていくでしょう。戦争やパンデミックは、「人類的な病気」です。人類は国際社会の関係から、分離の壁は病気の原因であり、知的な弱点である事を学ぶ必要があるでしょう。