Planet and Ray
惑星と光線
惑星と光線 | 2022-03-25
光線シリーズ12「黄色の第4光線(闘争を通しての調和)と健康」
第4光線=黄色は、芸術光線と呼ばれています。正式には「闘争を通しての調和」ですが、これはバランス、美、理想を創っては壊す事を繰り返し、人間を進化させる光線です。霊と物質の間に立つ人類は、この光線で創られた上に、日本人は生命の美を表す使命があるので、密接にかかわっている光線の一つです。
第4光線の影響を強く受けている人は、ユーモアがあり、直観的で表現力が豊か、向上心や理想のイメージが強いのですが、正確さを重んじるので、欠けている点が誇張されて目につきます。その為、容易に不機嫌、不満足、神経質になり易いでしょう。自分に対する美意識も強く、完璧な自分を求める余り、しばしば自己嫌悪、自己憐憫を感じる事もあります。要は、興味のある事については明確なイメージがあるので、少しでも違う部分に強い拒絶反応を感じるのです。この反応は、感情の起伏やショック反応に強く出るので、自律神経が乱れ易く、アレルギー反応やストレスから、体調が不安定になる傾向があります。
この光線は本来、魂の直観を与えますが、私達の準備ができていないので、そのイメージは個人の好みや考えにゆがめられ、普遍的ではありません。それでも、大変印象深いので、信じ込んでしまうのです。注意しないと、執拗にこだわったり、極端な好き嫌いに発展してしまいます。成功か失敗か、最高か最低かと言った極端な考え方になり易いので、現代では特に躁鬱傾向となる恐れがあります。生活も理想に燃えている時は徹底的にやり、無くなると怠惰になるので、時間が不規則で、食事や睡眠時間など、生活を規則正しくコントロールする気が起こりません。人間関係も、気難しく急に評価が変わり易いので、付き合い方に困る事が多いでしょう。
これらの解決策は、常識的な生活習慣を確立する事と、常識的な考え方を取り入れ、極端な考えや心理状態を緩和する事です。魂の生活には、奇抜さや突飛な行動より、常識的な社会生活を理解する事が重要だと書かれています。また、人に無関心な傾向があるので、人が好むもの、勇気付けるもの、役立つものを提供する為に、世の中や人の生活に興味を持ちましょう。頑固さを捨て、自分も全体の中の部分である事を意識すると、枠が広がり、気持ちも楽になっていきます。この光線を持つ人は、「魂でもない、客観的な形でもない」、実はどこにも接点を持たない孤立した意識になり易いので、広く世界を見て視野を広げ、現実的なバランスを考える事が大事です。