Planet and Ray
惑星と光線
惑星と光線 | 2025-01-10
第3チャクラと上昇
この冬は、インフルエンザやコロナウィルスが蔓延のピークを迎えています。暮れとお正月に多くの人が移動し、学校も始まるので、まだまだ感染が広がるでしょう。そうであっても、新型コロナが最初に流行った時のように、行動規制にはなりません。人にとっては、病気になるより自由な行動ができない方が苦痛です。
以前の行動規制では、人に会えない、移動できない、外食もできず、美術館もディズニーランドも劇場もお休み。このようになると、私達は活気を無くし、鬱状態になった人も少なくありませんでした。何故なら、物質と言うのは、外との接触で「赤い摩擦の火」と呼ばれるものから熱と火花のエネルギーをもらっているからです。その刺激で元気をもらうのは、第3チャクラです。「摩擦の火」は、文字通り、外的に何かに接触し、ぶつかった時に生み出される力です。しかし、摩擦が無くなると火は消え、やる気や活気が低迷し、生命力が枯渇します。
そのような事態になっても、別の事を探し、違う生活状況を楽しむ人もいました。この二つケースを考えてみましょう。今まで通りの活動を諦められないし、それ以外思いつかない、そうならなかったら楽しくない、元気がなくなる状態になるのは、生命力が第3チャクラで留まっている状態です。第3チャクラの摩擦の火は、もっと上のチャクラに向けて、内的に上昇するのが進化の方向で、そうなると、摩擦より強い火=オレンジや青い火を燃やす事ができます。ではどうしたら良いのでしょうか。
一人でも没頭できるものを探し、自分を改良する事です。人間は、才能を伸ばし、自分を変える事で、火山のように猛烈な熱を生み出します。しかも、それが上のチャクラから引き上げられる場合、そのエネルギーは、外に出るのではなく、内的に上に引き上げられ、その間にあるチャクラを全て活性化します。こうなった時、私達はそれまで知らない喜びや感動、充実感を得るでしょう。
ここで大切なのは、最初から人に認められる事を目標にしない事です。人にどう思われるかと言うのは、そもそも摩擦の火です。最初は変でもおかしくても、自分自身が目標を決める主人になる事が大切です。そして一つの事を長期間続けていると、必ず壁にぶつかります。その時こそ知的に考え、自分を改良できれば、第3チャクラの限界の壁を超える事ができるでしょう。摩擦の火の制限を受けた時期と、自由になった時期を経験した私達は、両方の火を組み合わせ、進化を考える事ができれば、最高でしょう。