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惑星と光線
惑星と光線 | 2025-03-07
第4チャクラと免疫
新型コロナウィルスでは、「サイトカインストーム」と言う免疫暴走が起こり、重症化あるいは死に至るケースがあります。通常、正常な免疫機能が働いていると、免疫細胞がウィルスを識別し、体での増殖を防ぎます。ところが、このウィルスの持つ蛋白質が、免疫機能を調整するインターフェロンを抑えてしまう為、バランスが崩れ、自らの肺などを攻撃する免疫暴走が起こります。
免疫細胞は主に「胸腺」が支配し、霊的にはアナハタチャクラと関係します。アナハタは胸腺のみならず、肺、心臓、血管、血液を支配するので、今回免疫暴走で攻撃を受ける主要器官と関係しています。アナハタチャクラは、人類にとっての進化目標ですが、今発達し始めたばかりなので、私達の免疫はまだ不完全です。
アナハタは愛の意識活動と関係しますが、愛は何でも寛大に受け入れると勘違いしがちです。愛とは、進化に向かうエネルギーなので、進化か退化かを識別し、退化に向かうものには抵抗します。つまり、愛には正しい識別力が必要なのです。これが私達の免疫機能にも反映し、将来は、体にとって良いもの、悪いものを正しく区別し、体を正しく守るようになるでしょう。
現段階の胸腺の発達による免疫機能は、不完全で働きが悪かったり、識別を間違ったり、人によって発達度合いも違います。将来、愛がもっと発達すれば、正確で強い免疫機能が働き、人はとても健康になると言われています。今はその過渡期なので、免疫機能は間違って、様々なアレルギー反応や免疫暴走などを引き起こしてしまうのです。
さて、アナハタの発達方向と反対の意識とは何でしょうか。それは、動物的、自己中心的、分離的で攻撃的、恐怖心や拒絶、敵対が強い意識です。本来同胞である人間同士を差別したり攻撃するような意識は、愛の発達を遅らせます。肉体も社会も、健康の鍵は愛。公衆衛生の理解と協力、様々な状態の人への配慮などは、愛にとっても大切な意識です。人類全体で愛を高める事は、人々の健康を守り、発達させる根本的な解決法の鍵となるでしょう。